人間の体の老いは、考えたくないものだ。
 免疫機能の老化は40代から始まっている。
 今回の本は、人生100年、人体に何が起きるか、よくわかる。
『老化はこうして制御する 「100年ライフ」のサイエンス』(樂木宏実・監修、日経BP)(免疫の項の担当は、大阪大学名誉教授の宮坂昌之教授)
 とくに、がんにかかわるところをピックアップしてみる。
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 「多くの疾患の発症要因の根底に慢性炎症があることが明らかになっている」
 慢性炎症とは何か。「侵入してきた異物やそのダメージを受けて傷ついた細胞・組織に対し、炎症反応(異物排除反応)を起こすことで防御・回復させる機能を持っている。」
 「免疫の老化を防ぎ、炎症性サイトカインと抑制性サイトカインのバンランスを整えるためには、どうすればよいのだろう。」
 暴飲暴食を避けて、「適度な運動と規則正しい生活をすることをお勧めします」。
 最新の科学で、がんになる仕組みがいくらわかったとしても、結局は、暴飲暴食を避けて、適度な運動をするといういかにも古来からある健康法にたどりつく。
 むしろ、最新科学は、この法則を裏付けるデータ集めと発見をしている研究といえる。
 適度な運動は、免疫や細胞の機能への働きがよくなるということはわかったので、散歩やウオーキングマシンでの運動をつづけようと思う。